見やすくなった
グーグルマップってこういう↓色ですよね。
国道くらいの太い道がオレンジ色で、細い道は白で表現されていた。
これ↑がこれ↓になってしまった。色が変わっている。並べてみると明らかに変わっている。モニターや眼が原因ではないようだ。
道路が濃い灰色に塗られている。見やすいじゃないか。
これ↑がこれ↓になっている。
新しいバージョンでは山や緑地が緑色に塗られている。
9TO5Googleというサイトによるとグーグルはマップの色変更をテストしているそうだ。
色変更がされていない人もいると思う。同じPCでもアカウントによって旧バージョンのマップだったり新バージョンだったりしている。
一目惚れしたタッチパネルのガラケーが最悪だった
こういう場面に出くわして考えることが有る。「デバイスやソフトの進化に抗うべきではない」ということだ。
ワタシはガラケーからスマホに移行するのが遅れた。スマホへの移行に全力で抗っていた。スマホに移行した後で「スマホがこんなに便利ならさっさと移行すれば良かった」と後悔した。
移行するのが遅れたのには理由がある。タッチパネルに抵抗感があったのだ。タッチパネルに抵抗感があったのにも原因がある。昔の酷い感度のタッチパネルを使っていたからだ。
酷い感度のタッチパネルの機種はパイオニアがJ-PHONEにから1999年に発売したJ-PE02という機種だ。
これはいわゆるガラケーである。当時のワタシはこの未来的な見た目に惹かれてしまった。実際使ってみると、無茶苦茶操作性が悪かった。当時のタッチパネルは感度が低かった。押し間違いが頻発していた。また手書き画像が送れるというのが特徴の一つだったのだが、相手が同じ機種じゃなければ送れなかったように思う。一度も手書き画像を送ったことが無い。
この機種を使った後で普通の物理ボタン式のガラケーに戻ったのだが、物理ボタンの使いやすさに改めて感動してしまった。
この経験からタッチパネルに強い不信感があった。ジョブズが初のiPhoneをプレゼンするのを見て「うわ、タッチパネルだ、使いにくそう」と嫌悪感を覚えた。「タッチパネルで喜んでいる人全員バカです」と思っていた。実際にiPhoneを触るとタッチパネルの進歩に感動した。
Windows7→10に乗っかった
ウインドウズ10が2015年7月にリリースされた。この時にウインドウズ7は無償でアップグレードを受けられた。但し無償アップグレードには約1年の期限が設けられていた。
ウインドウズ7は非常に評判の良いOSだった。一方ウインドウズ8の評判は良くなかった。8への不信感があったため、7から10への乗り換えに悩む人が多かった。ワタシもそのうちの1人だ。
しかしワタシはスマホへの移行が遅れた後悔があったため「なるべく新しいものに移ったほうが良い」という意識が働き、ウインドウズ10への無償アップグレードを受け入れた。
その結果現在でもその当時のPCをウインドウズ10で使用している。ウインドウズ10のサポート終了は2025年とアナウンスされている。電源・SSD・メモリを交換するなどしてハードウェアの調子は良いのでそれまでは余裕で使えそうだ。
MicrosoftやGoogleといったテック企業は巨大だ。製品の変化に個人で抗おうとしても不可能だ。諦めるのは情けない話だが、巨大テック企業の製品を使用するなら諦めざるを得ない部分だと感じている。
グーグルマップの配色が今後どの様になるかは分からない。ただ一つ言えることは「抗うよりも慣れろ」ということである。そしてどうしても気に入らなければヤフーマップやアップルマップに移行するしかない。