以前コスパ最高のコーヒー豆に関する記事を書いた。
コスパと味にこだわった豆選びをしていたのだが、それらのコーヒー豆がいつの間にか値上がりしていた。
実はしばらくの間カフェイン断ちをしていたためコーヒー豆を買いに行っていなかった。カフェイン断ちを止めてまたコーヒーを飲むようになった。カフェイン断ち断ちという事になる。コーヒー豆の在庫がなくなったので買いに行ったら値上げに気づいたというわけだ。
1年で1.5倍
おすすめコーヒー豆の一つ、カフェランテのイタリアンローストは以前紹介したときには200g入り消費税込み648円(1g当たり3.24円)だったのが消費税込み734.4円(1g当たり3.67円)になっていた。
値上げの割合としては13.3%だ。WEB検索をするとカフェランテは2022年に2度コーヒー豆値上げのアナウンスをしていた。ワタシがカフェイン断ちをしている間になんてこったい。
もう一つのおすすめコーヒー豆である、やまや専売のウエシマコーヒーコクのブレンドも以前紹介したときには450gが消費税込み734円(1g当たり1.63円)だったのだが、値上げ後は消費税込み950円(1g当たり2.11円)になっていた。29%の値上げである。
WEBを検索すると価格改定のお知らせをTweetしてくれている方がおられた。2022年4月に値上げしたようだ。しかしよく見るとこのTweetの新価格はワタシの把握している値上げ前の価格(本体680円)だった。
えええ!
— 梅井☕️コーヒー好き (@9FAGg234R0X3biy) April 2, 2022
200円も高くなるの?🥲#やまや#ウエシマ pic.twitter.com/6Rh6FmpHux
コクのブレンドは2022年4月以前は本体598円だったらしい。税込み645円となる。現在は950円だからこの1年で約1.5倍になっている。貧乏人には厳しい現実だ。
カフェランテイタリアンローストとやまやコクのブレンドの値上げを表にまとめると以下の様になる。
表は消費税込み | 容量 | 2022年9月 値上げ前 | → | 2023年6月 値上げ後 | 値上げ率 |
カフェランテ イタリアンロースト | 200g | 648円 | → | 734円 | |
1g単価 | 3.24円 | → | 3.67円 | 13% | |
やまや ウエシマコーヒー コクのブレンド | 450g | 734円 | → | 950円 | |
1g単価 | 1.63円 | → | 2.11円 | 29% |
1杯当たり28.9円
「カフェランテ イタリアンロースト」と「やまや ウエシマコーヒー コクのブレンド」を同量ずつブレンドして淹れるときの豆のコストを計算してみる。なおブレンドの比率は好みに応じて変えても良い。
諸説あるが、コーヒーカップ一杯150cc当たりコーヒー豆を10gが標準的な使用量だ。ワタシもこの分量で淹れている。つまりカップ1杯のコーヒーに上記の豆をそれぞれ5gづつ使用する。
するとカップ1杯当たり28.9円と言う数字が出された。計算式は以下の通りだ。
カフェランテイタリアンロースト3.67円×5g=18.35円
やまや ウエシマコーヒーコクのブレンド2.11円×5g=10.55円
合計28.9円
現在コンビニのコーヒーはレギュラーサイズが一杯税込み110円なのでそれに比べればコスパは良好と言えるだろう。
大量に淹れたほうが安い
ワタシは休みの日だけレギュラーコーヒーを淹れている。淹れるときには比較的大型のドリッパーとサーバーを使用して、800ccの量を淹れている。カリタ製のものを使用しているが安くて使いやすい。
このサーバーは電子レンジで使用できるのが非常に便利だ。2杯目以降を飲むときはサーバーごと電子レンジで温め直している。電子レンジでの温め直しは保温をしたときのような味の劣化が少ない。
800ccだと5.3人前だがコーヒー豆は40gあれば良い。1杯分淹れるときよりも1杯当りの豆の量は減るが、味はむしろ良くなる。まとめて大量に淹れたほうが味が良い。コーヒーの不思議なところだ。
800ccを40gで淹れれば、豆の原価は115.6円となる。カップ1杯の150cc分に換算すると21.67円となり、1杯分を淹れるよりも1杯当りのコストは下がる。
ワタシはセブンイレブンのセブンカフェが好きだ。上記で紹介したコーヒーはコンビニと全く同じ味というわけではないが、見劣りしない。休みの日はゆっくりとコーヒーを楽しんでほしい。