臭いTシャツ復活方法 夏場着た瞬間から匂い始めるTシャツを着ている臭いおっさん必見 フルマラソンでの悪臭は犯罪

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臭いおっさんが出現

おっさんの肌着が臭い

夏になると臭いおっさんが出現する。しかしほとんどの場合、ニオイの原因はおっさんにあるのではない。おっさんの、主に肌着に原因があるのだ。

肌着がなぜ臭くなるのか。雑菌が原因だ。

夏場気温が上がる、汗をかいて高温多湿になると、服に付着している洗濯で落としきれていない常在菌が活動して嫌なニオイが発生するのだ。

汗にともなう臭いの原因は、人の皮膚や衣類にいる常在菌です。汗をかくと菌が繁殖しやすい高温多湿な状態になるのですが、汗の中にはミネラルなどが含まれるため、これを栄養源とする常在菌が爆発的に増殖するわけですね。

テレ東プラス

生乾き臭や、いわゆる「雑巾のような臭い」の原因もこの常在菌だ。

他の服にも伝染

常在菌は肌着だけにとどまらず、おっさんの着ている服全てに広がって、おっさんが着ている服全体から異様な匂いを発するようになってしまう。

ただでさえ嫌わがちなおっさんだ。

おっさんが嫌なニオイを発していたら害悪でしかない。

簡単に解決

解決方法は簡単だ。ワイドハイター粉末とお湯でつけ置き洗いを行うのだ。

「このTシャツお気に入りなんだけど、夏場は着た瞬間から臭い始めるんだよね」という経験のあるおっさんは、すぐに処置してほしい。

とりあえずドラッグストアに「ワイドハイター粉末」を買いに行こう。

ワイドハイター粉末を買う

ワイドハイターPRO強力分解パウダー

粉末ワイドハイター

ワイドハイターには液体タイプもあるが、今回はワイドハイターの粉末「ワイドハイターPRO 強力分解パウダー」を買う。

使い方

給湯器を熱めに設定

使い方に行こう。少しばかりのコツが有る。

給湯器の設定で高温が給湯されるようにしよう。写真では60度(上限)にしている。

機種によって上限温度は異なる。筆者の経験では60度までは大丈夫だった。

今回の記事では「湯を使用する」というのが一つのポイントだ。ワイドハイター粉末タイプは湯で溶かしたほうが効果が高くなるのだ。

洗濯物に湯を注ぐと、洗濯物の影響で湯の温度が下がることを考慮して60度という少し温度が高めの湯を注いでいる。適当だが。

ワイドハイター粉末を計量

蓋に計量目盛りが刻んである。これで計量する。

水量はバケツの表示を参考にして欲しい。10リットルなり、20リットルなり、バケツに容量が記載されている。この容量から水量を計算すると良い。

「10リットルのバケツに8分目まで湯を入れるなら8リットル。ただし、洗濯物の分を考慮すると湯の量は6リットルくらいか」

という具合で筆者は結構適当にやっている。

つけ置き液が薄くて効果が出ないと嫌なのでいつも少し濃い目でやっている。

バケツで溶かす

バケツに洗濯物を入れて、上にワイドハイターの粉末をかける。

その上から60度に設定した湯を注ぐ。ワイドハイターの粉末を溶かすように注ぐ。

カップラーメンの粉末スープを溶かすのと同じ要領だ。

高温の湯を注ぐと、液が白濁する。この白濁が雑菌消毒作用の効いている証拠らしい。

撹拌し行き渡らせる

洗濯物が漂白液で浸かったら、成分が洗濯物全体に行き渡るように撹拌をする。

素手は抵抗があるので道具を使用している。

上の写真は漂白液から気体が発生して洗濯物を浮き上がらせてしまうので、上から洗面器で押さえているところだ。

洗面器を置いて、その洗面器の中に水を注いで重しとしている。

30分程度漬け置きする

つけ置き時間は30分程度だ。漂白剤のメーカーによると2時間以上のつけ置きは衣類を傷めるため推奨されていない。

忘れないようにスマホのタイマー等を利用しよう。

時間が来たら漂白液ごと洗濯機に投入する。通常の選択と同じように洗剤も投入して洗濯すれば、除菌洗濯が完了だ。

その後乾燥させよう。

乾燥した服を着れば違いがわかるだろう。汗をかいても全く臭くならない

汗は臭くない

「汗臭い」という言葉があるが、汗自体にニオイはほぼない。汗が雑菌の活動を活発にしてしまうためにニオイが発生するのだ。

もしも汗にニオイがあれば、サウナの中はとんでもないニオイになってしまうだろう。

悪臭ランナー対策を求める

悪臭ランナーの存在

マラソンで臭いランナーが見受けられる。ここでは「悪臭ランナー」と呼ぶ。悪臭ランナーは害悪でしか無い。

マラソンは「常在菌の活性化」という悪臭発生の条件を満たしているようだ。

特にフルマラソンは4時間から6時間走りっぱなしである。汗と体温が長時間に渡って常在菌を活性化させてしまうのだろう。悪臭ランナーの悪臭はすごいことになっている。

悪臭ランナーからの被害

悪臭ランナーの後ろに付いてしまうと悲惨だ。呼吸をするたびに悪臭ランナーの悪臭を嗅ぐことになる。

匂いを嗅ぎたくないが、身体は酸素を求めている。酸素を取り入れようと呼吸をすれば、臭いニオイが鼻から入ってくる。

集団のメンバーが固定

フルマラソンにおいて、20kmのあたりから集団のメンバーは固定されてくる。またその集団内の順位もあまり入れ替わらない。

素人ランナーは20km位からは気力だけで走っていて、ペース調整とか追い越しとかの余力は残っていない状態のために順位が入れ替わらないのだ。

そういう20kmあたりで目の前に臭いランナーが居たら最悪だ。

追い越す体力が残っていない

その悪臭から逃れるには2つの方法がある。ペースを落として臭いランナーの後方に距離を取るか、臭いランナーを追い抜くかだ。

ペースを落として臭いランナーの後方に距離を取るのは現実的ではない。素人ランナーとはいえ、自分の中の目標タイムを持っている。

その目標タイムのために練習を重ねてきている。悪臭のためにタイムを落とすというのは選べない選択肢である。

とはいえ、20kmあたりで既に体力はほとんど残っていない。一度無理をしてその臭いランナーを追い越しても、その後ペースを維持することが出来ずに再びその臭いランナーに追い越されて、悪臭をかがされる可能性が大きい。

悪臭ランナーに劣る屈辱

「洗濯リテラシー」の低いランナーに実力では負けるというのは精神に堪える

自分のランニングの実力は臭いランナーに劣っているのだという現実を、鼻から入ってくる悪臭に耐えながら認めさせられるのは屈辱である。

残りの距離は悪臭を嗅ぎながら、悪臭ランナーが突然ペースダウンすることを願いながら走るしか無い。

マラソンの醍醐味を取り戻したい

前方に悪臭ランナーが居ると、頭の中は悪臭のことでいっぱいになってしまう。

マラソンの醍醐味である「走る喜び」「美しい景色」「沿道からの温かい応援」等を楽しむ余裕を奪われてしまうのである。

是非とも行政機関やマラソン実行委員会は「ランナーの悪臭対策」に本腰を入れてほしいと願うばかりである。

液体の漂白剤とは成分が違う

液体ワイドハイター

一般に液体のワイドハイターがよく売られている。

粉末のワイドハイターと液体のワイドハイターは少し成分が違う。

Q.【相違点】「ワイドハイター PRO強力分解パウダー」と液体の「ワイドハイターPRO抗菌リキッド」や「ワイドハイターEXパワー」との違いは?

A.「ワイドハイターPRO強力分解パウダー(ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー)」の主成分は過炭酸ナトリウムで、溶かした液は弱アルカリ性です。そのため、ウールや絹、「中性」または「中性洗剤使用」指定の衣類には使うことができません。食べ物・飲み物、汗、血液等の落ちにくいシミや襟・袖口の汚れをつけ置き漂白で落とします。

液体タイプの「ワイドハイター EXパワー」、「ワイドハイターPRO抗菌リキッド(ワイドハイター クリアヒーロー 抗菌リキッド)」、「ワイドハイターPROラク泡スプレー(ワイドハイター クリアヒーロー ラク泡スプレー)」、「ワイドハイター」の主成分は過酸化水素で、液性は酸性です。ウールや絹にも使えます。液体なのでシミや汚れに直接つけた後、そのまま洗濯機に入れて洗うことができ、手軽に使えます。

花王

表にまとめると以下の通り。

形態主成分液性特徴
粉末過炭酸ナトリウム弱アルカリウール・絹・中性指定は不可
液体過酸化水素酸性ウール・絹可

粉末はデリケートな衣類に使えない点は注意が必要だ。その分粉末タイプは強力な洗浄効果が期待できそうだ。

色々ある

パッケージ変更あり

ワイドハイター粉末は時々パッケージデザインを変更している。旧デザインはこれだ。執筆時はAmazonでは販売されていた。クリアヒーローという名前だった。

粉末ワイドハイター旧デザイン

オキシクリーンも同じ

また、オキシクリーンも似たような商品だ。主成分は粉末ワイドハイターと同じ過酸化ナトリウムだ。これでつけ置き洗いしても同じ効果を期待できる。

オキシクリーン

オキシ漬けという言葉がある。

オキシクリーン

ワイドハイターもオキシクリーンも主成分は同じなので、今回紹介したつけ置き洗いはオキシ漬けだとも言うことができるだろう。

臭いタオルも復活

ワイドハイター等の過酸化ナトリウム漂白剤は強力だ。臭くなってしまったタオルもつけ置き洗いしてほしい。復活する。臭いからと言って、タオルを泣く泣く雑巾にしなくて済む。

そればかりか臭くなってしまった雑巾もこれでつけ置き洗いすれば復活する。

使用上の注意

引用元:花王

金属製の付属品(ファスナー、ボタン、ホック等の留具)がついた衣料」には使用できないと記載がある。

金属をオキシ漬けして失敗だったという記事がある。「本当にあった「怖〜い”オキシ漬け”失敗談」オキシのせいじゃないけれど…」によると、換気扇のアルミカバーをオキシ漬けしたところ、まだらに白く変色してもとに戻らなくなってしまったとのことだ。

本当にあった「怖〜い”オキシ漬け”失敗談」オキシのせいじゃないけれど…

筆者はファスナーの付いた衣類も気にせず漬け置きしている。現在のところ特に影響は出ていないが、真似される方は自己責任でお願いしたい。

万が一ファスナーが壊れてもクレームを言わないようにして欲しい。