タミヤのラジコンを走らせよう 必要なものはこれだ 子供の頃出来なかった夢を叶える

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タミヤのラジコンは、本体キットだけでは走らない。何を揃えればタミヤのラジコンを走らせることができるのか書く。

なお、ここではタミヤホーネットを組み立てる前提とする。筆者がホーネットしか組み立てたことがないからだ。

結論を先に書くと「ラジコン本体キット」「プロポセット」「バッテリー」「充電器」これらを揃えれば、タミヤのラジコンを走らせることができる。

その他組立工具や塗料があればなお良い。

順を追って説明したい。

本体キット

タミヤ ホーネット本体キット

まずは本体キットだ。価格は変動しやすいが、上の写真のホーネットを例に取ると、メーカー希望小売価格は税込みで10,780円(税抜9,800円)だ。概ね8,000円前後で購入できれば良いだろう。

コロナの影響でラジコンに限らず、プラモデル類が世界的に品薄だ。

タミヤによると、プラモデルやラジコン、ミニ四駆だけでなく、工具のニッパーや塗料、接着剤などが全体的に売れており、一部で品薄が続いているという。担当者は「外出が減り、家でプラモを作り始めた人が多いのでは」と推測する。コロナで海外工場の稼働が制限されたため、国内では新たな従業員も募集したという。

朝日新聞デジタル

Amazon等の通販サイトで一時的に品切れでも、しばらく経つと在庫が復活する。焦ってプレミア価格で買うことの無いようにしてほしい。メーカー希望小売価格が税込み10,780円なので、これ以上高ければプレミア価格だ。

プロポセット

タミヤ公式ページ

次に必要なのはプロポ(送信機)と受信機のセットだ。

プロポでコントロール入力を行うと受信機からサーボとスピードコントローラーに信号が送られる。

サーボがステアリングを動かし、スピードコントローラーがモーターに司令をだす。これらには走行用のバッテリーが電力を供給している。ヨコモのウェブページのイラストがわかりやすいので引用する。

画像引用元:ヨコモ 装置の配線を理解しよう

タミヤのラジコンを購入してもこれらは基本的に同梱されていない。(一部セット商品もある)

組立説明書にも用意しろと書いてある。ただ、この説明が非常に分かりづらい。プラモデルのラジコンを趣味にしている人には常識的な話なのだろうが、初心者にとっては戸惑う点だ。

タミヤ ホーネットの組立説明書 組立時に用意するものとの説明がある

公式の商品ページを見てもわかりにくい。

タミヤ公式 ホーネット商品ページ

プロポ・受信機・サーボ・スピードコントローラがセットになったおすすめ商品がある。

ファインスペック 2.4G プロポセット

おすすめは上記の「ファインスペック2.4Gプロポセット」だ。メーカー希望小売価格が税込み9,900円で、8,000円前後で売られている。

こちらも品薄で、執筆時には品切れとなって、プレミア価格がついてしまっている。

コロナの影響以前から、タミヤ製品は製造量が少ないのか、在庫が不安定だ。時間経過で在庫は復活すると思われるので、こちらもメーカー希望小売価格以上で買うことのないように注意してほしい。

このセットを買えば「プロポ」と「サーボ」「スピードコントローラー」が手に入る。

公式ページにある「エクスペックGT-I 2.4G(電動RCカー用セット)」はスペックが高く、値段も高い。メーカー希望小売価格は税込み18,480円だ。ホーネットを走らせるならここまで必要ない。

バッテリー

次に必要なのは、ラジコン本体を走らせるためのバッテリーだ。(上で紹介したプロポ(送信機)は単三電池4本で動く)

おすすめはこれだ。筆者はホーネット用にこれを購入した。

NASTIMA 7.2Vニッケル水素4000mAhバッテリー

タミヤ純正ではない点には注意してほしい。ホーネットの組立説明書には、純正バッテリーを使うようにとの記載がある。

この非純正バッテリーでタミヤのラジコンは走る。ガンガン走る!ただし、純正バッテリーより少しサイズが大きいため、ホーネットではギリギリ装着できるという状態になる。

なぜわざわざ非純正を勧めるのか。純正品は走行時間が短いのだ。

タミヤホーネット 組立説明書

取説が推奨する「7.2Vバッテリーカスタムパック」を見てみよう。

タミヤ純正 7.2Vバッテリーカスタムパックと充電器セット

バッテリーの商品説明を読むと走行可能時間の記載がある。

容量が1300mAhで「7分の連続走行が可能です。」

7分というのは短い。非常に心もとない。

もう一つ指定されているレーシングパックを見てみよう。

タミヤ純正 7.2Vレーシングパック1600SP

こちらも容量は1600mAhとある。走行時間は15分くらいだ。

一方、筆者が上記で勧める非純正バッテリーの容量は「4000mAh」だ。この容量だとホーネットは体感で約1時間走らせることができる。これはすごいことだ。

筆者が子供の頃(80年代)のタミヤ電動ラジコンはバッテリーがウィークポイントだった。10分も走らせると元気が無くなるのだ。しかも充電に数時間かかっていた! バッテリーの進化はめざましい。

上のバッテリーを使用して、連続走行させるとバッテリーより先にモーターがだめになるという情報もあるので、連続走行はモーターの方に注意してほしい。

充電器

バッテリーを充電するための充電器も購入しなければならない。充電器のおすすめはこれ G-FORCE ジーフォース GMA465 だ。

G-FORCE GMA465 AC Charger G0293

「上で出てきたタミヤ純正のバッテリー充電器セットがメーカー希望小売価格税込み3,960円なのに、この充電器は高いじゃないか」と感じると思う。

だが待ってほしい。純正のセットの充電器では、充電に非常に時間がかかるのだ。Amazonの商品説明では標準充電時間が4~5時間となっている。

7分走らせるために4時間以上充電する必要があるのだ!

一方この社外品充電器G-FORCE ジーフォース GMA465は高性能だ。

充電電流等を任意に設定できるので、高速充電も可能だ。(電流を上げすぎると事故に繋がる可能性がある点には注意してほしい)

また、ラジコン用のバッテリーには様々な種類がある。例示すると、ニッカド、ニッケル水素、リチウムフェルライト(リフェ)、リチウムポリマー(リポ)などである。しょぼい充電器はバッテリーごとに用意する必要があるが、この充電器「G-FORCE ジーフォース GMA46」はこれら様々なバッテリーに対応している。

しかもこの充電器「G-FORCE ジーフォース GMA46」は放電機能も持っている。バッテリーによってはメモリ効果に注意する必要があるが、この充電器を使えば、放電→充電を行うことができる。さらにこの放電→充電のサイクルを任意回数繰り返すこともできる。

ラジコンを始めて、純正以外のパワフルなバッテリーを使いたくなったときに、無駄にならない充電器がこの「G-FORCE ジーフォース GMA46」だ。おすすめしたい。

当時よりも1万円安く遊べる

これらを揃えればホーネットを走らせることができる。金額を計算してみよう。

本体キット8,046円+プロポセット7,795円(2021年12月3日アマゾン価格)+バッテリー2,799円+充電器5,693円=合計24,333円だ。

当時を語るITmediaビジネスの記事では、すべて揃えると35,000円になったとある。

プロポと専用バッテリー&充電器セットを加えたらおよそ3万5000円にもなる高額なもの

ITmediaビジネス

当時と比べると1万円くらい安い。これはプロポが安価になったことが原因だ。当時のプロポは高かった。本体キットの倍、2万円以上したと記憶している。

下の写真のようなプロポが売られていた。

当時はこのようなプロポをよく見た 画像引用元:YYラジコン倶楽部 YY店長のブログ

当時のプロポは周波数帯に限りがあり、同時に8台程度しか走行することができなかった。しかも、同時走行するには「クリスタル交換」というものが必要で、そのクリスタルも2~3千円だったと思う。とにかく高価なおもちゃだった。

当時のプロポはアンテナを伸ばして使っていたのだが、現在のプロポはアンテナが伸びない!ラジコンカー本体にもアンテナが無い。

画像引用元 なんとなく、クリスタル

当時のプロポはアンテナに上のような旗がついているのを見た。これは格好いいから旗をつけていたのではなく、クリスタルのチャンネルを色で示していたらしい。

ラクマ

ラジコンカー本体にも上の写真のようなアンテナが付いていた。透明のストローのようなものにコードを通してアンテナとしていた。現在のホーネットのキットにもストロー状の部品は入っているが使用しない。

「2.4GHz帯」がラジコンで使用できるようになり、混線やアンテナが無くなったらしい。

ところが『2.4GHz帯』の登場により電波トラブルはほぼ解消されてしまいました。以前は○○バンド走行します!と周囲に知らせたり、何バンドが空いてるかな?なんてバンドボードを確認したりしました。

また、レース時などでは自分の出番以外で送信機のスイッチを入れることは厳禁で、RCメカを交換したときには調整することすら困難なものでした。それらの問題は2.4GHz帯の登場により全て解消されました。

ラジコンカーブログ ラジコンカーの歴史【プロポ編】

現在はクリスタルを交換することなく、プロポと受信機で同期をすれば混線しない。Bluetoothの接続のような感覚でできる作業だ。当時はクリスタルだけで数千円?とてもウチには無理な代物だ…と感じていたものだが、時代は進んでいる。

プララジとトイラジは全く違うもの

タミヤプラモデルRCカー、ここではプララジと呼びたい。プララジは走らせようと思えば出費は総額3万円を超えてくる。

一方1万円未満位で手に入るラジコンもある。量販店で見かける、完成品でプロポもセットになった、ラジコンだ。これを一般にトイラジという。

いわゆるトイラジ

上の商品を見てほしい。わずか3,600円程度でラジコンが手に入る。だがちょっとまってほしい。

このトイラジとプララジは同じラジコンカーだが、性能が全く違う。プララジのほうが圧倒的に性能が高い。

モーターに選択肢のあるプララジのほうがスピードが早いのはもちろんだが、大きく違うのがコントロール性だ。

プララジは走行スピードとステアリングを無段階に調整できる。

ゆっくり走ったり、全速力で走ったり、中間のスピードで走ったりと、実車と同じように無段階でスピードを調整できるのだ。一方のトイラジは、前後に進む事はもちろんできるが、スピードのコントロールはできない。オンかオフしかできないのだ。前進入力すれば、前進スイッチが入って全速力で進んでいき、入力を切れば加速をやめてやがて止まる。中間の力で進んだりはできない。

ステアリングのコントロール性も同じことが言える。プララジのステアリングは、プロポをコントロールすることで、少しだけ切ったり、限界まで切ったり、それらの中間で止めたりできる。トイラジのステアリングはこれまたオンかオフしかできない。プロポで右を入力すればトイラジのタイヤは限界まで右を向く。途中で止めることはできないのだ。

つまり、トイラジは前後も左右もオンオフの切り替えのみで、下のようなコントローラーで操作しているイメージだ。

トイラジ コントローラーのイメージ

これらのコントロール性がプララジとトイラジの大きな違いだ。子供の頃に触ったことのあるプララジの感触を覚えていて、大人になって、イオンのおもちゃ売り場で手頃なトイラジを発見する。「ラジコンがこんなに安く手に入るのか」。

家に帰ってそのトイラジを走らせて「コレジャナイ」と、がっかりした経験のあるおっさんが全国に無数に居るのではないだろうか。私はその一人だ。

プララジを買うのに40年かかった

小学生が買うには高価なおもちゃ

プララジは1980年代にブームがあった。

 コロコロコミックの巻頭で、新しいRCカーのイメージショットや走行シーンなどが露出されるようになると、メイン読者の小学生(中・高学年)の反響がよく伝わってきた。読者アンケートの結果でも、RCカーの人気は長期に渡ってファミコンとともにトップクラスにあった。

タミヤのラジコンはこうしてブームになった ITmedia ビジネスオンライン

この記事によるとラジコンブームにコロコロコミックが絡んでいたり、ファミリーコンピューター(ファミコン)が高価格で、ラジコンの高価格に抵抗が薄くなった等の要因があったらしい。大変興味深い記事だ。

アマゾンのホーネットの商品説明によるとホーネットがブームの要因の一つにもなったらしい。

Amazon タミヤホーネット紹介ページ

ホーネットは、その前に発売されてこれも人気だったマイティーフロッグが14,800円だった車体を、コストダウンの工夫を凝らして9,800円で発売した点が画期的だった。

発売日の1984年はバブル景気の始まりの年と言っていい。ロサンゼルスオリンピックが開催され、アップルマッキントッシュが初めて発売されたのが1984年だ。

1984年は、1947年に生まれた団塊の世代が37歳になり、その子供である団塊ジュニア世代が13歳になる年だった。

13歳といえば中学1年生だ。タミヤのラジコンを組み立てたり走らせたりするには丁度いい年齢だろう。そして景気は上向きで親の賃金も上昇カーブを描いていたことだろう。

また、当時ファミリーコンピューター(ファミコン)も大ブームを巻き起こしていた。ファミコンの本体価格が当時14,800円、カセットも買っていれば2万円を超える。このファミコンの価格も、おもちゃとしては高価なプララジを購入してもいいかという空気を作った。

日本は景気が上り調子だった。少なくとも日本ではジョージ・オーウェルが想像した1984年は来なかった。

団塊世代と団塊ジュニアに刺さった

様々な好条件が重なり、団塊世代と団塊ジュニア世代にプララジは突き刺さり大ブームが訪れた。ホーネットだけで80万台が生産された。そこら中の公園でプララジを走らせる中学生の姿が見られただろう。

タミヤのプララジブームは中学生だけのものではなかった。1975年生まれで当時小学3年生だった私の周りにも、タミヤプララジブームはやってきた。同級生の何人かがプララジを手に入れて遊び始めたのだ。

それはグラスホッパーだったり、ホーネットだったりしたのだが、疾走するバギー型プララジを始めて見た衝撃は相当だっただろう。とにかく欲しくて欲しくてたまらなかった。だがそれは叶わぬ夢となった。

ホーネット本体だけで1万円近くする。しかも本体だけで走らせることはできず、2万円くらいのプロポが必要だったり、当時は何の事か分からない「サーボ」なるものが必要だったり、バッテリーも別売りだったりで、トータル4万円弱かかるという事がわかると私は諦めてしまった。

上に上げたITmediaビジネスオンラインの記事の中でも当時のクレームに「おもちゃとしては高すぎる」や「プロポが別売りだとは知らなかった」というものがあったらしい。

大きな問題も起きた。 その多くは、プロポ(送信機・受信機のセット)が別売りだと知らずにRCカーだけを買ったことや、プロポと専用バッテリー&充電器セットを加えたらおよそ3万5000円にもなる高額なものを少年向けホビーとして押し出すことへの苦情だった。

ITmediaビジネスオンライン

私の知人にも当時ホーネットの本体キットだけを持っていたと語る者が居る。別売りでプロポが必要だとは知らずに本体キットだけを購入したらしい。後から本体キット以上に価格の張るプロポを購入することも出来ず、大きなミニカーとしてホーネットで遊んでいたらしい。悲しい話だ。

裕福な家ではなかった

私の家は自営業で両親共働きだった。裕福ではなかった。当時大ブームだったファミコンは買ってもらえなかった。母親がファミコンを子供の成長に害があると考えていたのか、単に余裕が無かったのか、理由は定かではない。今さら母親にその理由を確認するつもりは無い。

家はボロく(今でも両親はボロいままの家に暮らしている)、外食をすることもない家族だった。もっとも当時は現在よりも外食文化自体がそうなかったのだが。

それでも金持ちの友人は、「家族でロイヤルホストにサーロインステーキを食べに行った」とか「焼き肉屋に行った」とかいちいち教えてくれた。今から思えば彼はスネオか?当時私は焼き肉自体知らなかった。カルビだのホルモンだの焼き肉用語を知ったのは二十歳を過ぎてだったと思う。

私の兄弟構成は私が長男で3つ下の妹がいて、さらに3つ下に弟がいた。父親の両親も同居で7人家族だった。私は長子だったわけだが、3つ上のいとこがいたため、服はいとこからのおさがりが多かった。おさがりの服は嫌だったが、「ウチにはお金がないのかも」と私は考え、あまり文句は言わなかった。

新しい自転車が欲しいがために ワザと自転車を盗まれるようにした

当時「スーパーカー自転車」ブームもあったが、私は当初買ってもらえなかった。

画像引用元:バイクのニュース

小学3年生にもなると、自転車は移動のための必需品となった。祖父がどこからか調達してきたボロの折りたたみ自転車を私に与え、私はそれを日常の足にしていた。ボロい自転車に仕方なく乗っていた。

その自転車がある日盗まれてしまった。

ボロ自転車を盗まれた結果スーパーカー自転車を買ってもらった。

ボロ自転車を盗まれたのは、外出先で私が鍵をかけずにボロ自転車を置いていたのが原因だ。ボロ自転車さえ無くなれば新しいものを買ってもらえるかもしれないと考え、わざと鍵をかけずにいたのだ。盗まれたときには嬉しかったのを覚えている。当時も少し罪悪感を持ったし今も思い出すと心がざわつく。

プララジを買ってとは言えなかった

そんな家だったから、プララジを買ってくれとは言い出せなかった。空気を読んで言わなかった。4万円近くするおもちゃを買ってくれとねだる事自体が罪だろうという風に考えていた。

何人かの同級生はプララジを手に入れていた。とても羨ましかった。プララジを手に入れた同級生は皆のヒーローになった。プララジを走らせていると周りに多くの子供が集まった。私も周りに集まった子供の一人だった。

周りで「一回走らせて!」とお願いしていると、「いいよ」とプロポを渡される事があるのだが、そのときには大抵すでにバッテリーが弱くなっていた。走らせるとプララジは元気がなく、すぐにうんともすんとも言わなくなってしまうのだった。

やがて私は「プララジはバッテリーが直ぐ無くなるから面白くない!大きくなったらエンジンのラジコンを買う!」などと考えるようになった。まさに酸っぱい葡萄である。やがていつしかラジコンブームも下火になっていった。

ホバークラフトもバッテリーが弱点

1989年頃にホバークラフトのラジコンブームがあった。

当時私は中学生になった私は「タイヨータイフーンホバークラフト」を買ってもらい遊んだ。

これだ。こちらはタミヤのプララジと違いプロポやバッテリーもセットになっており、総額で1万円程度だった。プララジよりも手頃である。

ホバークラフトだけあって、実際に水上を走らせることも出来た。

こちらのよこちぃさんのブログでタイフーンホバークラフトの開封記事を書かれていて大変おもしろかった。

よこちぃさん 参 ずんういあ

だが、このホバークラフトのラジコンもバッテリーが弱点だった。10分程度しか遊べないのだ。5分を過ぎた頃から力が弱くなるのがわかる。その頃のコストと技術的な限界が10分という走行時間だったのかもしれないが、ラジコン遊びで10分というのはあっという間に終わってしまう。

このときも私はやはり「バッテリーで動くラジコンはだめだ!10分なんて短すぎるし、充電時間も長すぎる。将来ラジコンを買える時が来たらエンジンで動くラジコンを買おう」などと考えた。

エンジンラジコンは高い

しかしエンジンのラジコンのほうが遥かに価格が高い。(現在もタミヤのエンジンラジコンが本体キットで5万円程度だ。)しかも燃料の管理やエンジンの調整など色々と大変そうな代物だ。バッテリーのラジコンの代わりにおいそれと購入できるものでもない。

歳を重ねるにつれ、ラジコンへの興味もうすれ、プララジにもエンジンラジコンにも手を出さないまま立派なおっさんになった。

子供にトイラジを買って親ががっかりした

おっさんになった私は、子供(当時5歳男の子)を連れてイオンのおもちゃ売り場にいた。子供がおもちゃの中のラジコンカーに心を奪われた。「パパ!これ買って!」

私もそのラジコンカーに心を奪われた。「良いよ!買おう!」

5,000円ほどでプロポもセットになった、ジープ型のラジコンだ。上でも書いたトイラジだった。その時の私にはプララジとトイラジの違いが分かっていなかった

家に帰って走らせると、子供は喜んでいたが、私は「コレジャナイ…」という思いを感じた。

何だこのギクシャクして貧弱な走りは?俺が子供の頃憧れていたプララジの走りはこんなもんじゃなかったぞ?

子供に伝えた。「こんなのラジコンじゃないから(ラジコンなのだが)。パパが本当のラジコンを買ってあげるから!」

完成品シリーズがあるのか こういうのでいいんだよ

私はインターネットでプララジを検索した。ホーネット、マイティーフロッグ、グラスホッパー…当時と同じものが復刻版としてタミヤから発売されているじゃないか。

ところが私にはプララジを走らせるための知識がなかった。薄ぼんやりとした「プロポやバッテリーも別で買う必要があるんだよな…」という記憶を頼りに、ネットで情報を集めた。その情報を今ここで披露しているわけだが。

その時タミヤから「XBシリーズ」なるものが発売されていることに気づいた。

価格もメーカー希望小売価格税込み22,880円、ネットだと18,000円程度で売られていた。

組み立て済みでプロポやバッテリーもセット、箱から出してすぐに走りが楽しめるとある!「こういうのでいいんだよ!」

すぐにでもポチろうかと思ったが、そのときは2021年の2月頃だった。実は子供に「クリスマスにプララジを頼んであげる」と約束していた。まだクリスマスまで10ヶ月あるじゃないか。もっと安くなるかもしれないし、秋ごろになったらポチろう。そう考えたのが間違いだった。

XBシリーズ 売ってねぇ

2022年2月26日現在も在庫は無い

いざ秋ごろになりポチろうと思ったら、XBホーネットがどこにも売っていないのだ。XBホーネットどころか、XBシリーズ、果ては単体プララジまで品薄の嵐である。あの時ポチっておけばよかったと後悔しても後の祭りだ。

その後、単体でホーネットを購入した場合、走らせるためには何が必要なのかをインターネットで一生懸命調べて、それらをポチった。

そのホーネットはサンタさんが子供にプレゼントする予定だが、子供はまだ小学校1年生だ。子供が自分で組み立てるには荷が重い。

かと言って私が家で組み立てていては、その光景を子供に見つかった場合サンタさんの夢を壊してしまう。私も小学5年生くらいまでサンタの存在を信じていた。決してプララジやファミコンはくれることのないサンタだったのだが。

家でプララジを組み立てることもできない。やむを得ず10月頃から職場で休憩時間を利用して組み立てを行い、クリスマスには完成したホーネットが子供の手に渡ったと言うわけだ。

ネットにプララジの情報は少ない

それにしても、プララジの事をネットで調べても、あまり情報は多くない。特に初心者向けの情報が少ないと感じた。今回なんとかホーネットを組み立て、必要な周辺機器を集められたので、それらの情報を共有できればと思いこの記事を書いた。

プララジの事を調べる上でユーチューブ番組のパイセンRCを時々視聴した。

パイセンRC
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

めちゃくちゃ感じの良い男性がタミヤのRCカーを紹介する番組だ。私もこんな感じの良い人になりたかった。

もう一つラジコン関連のサイトを紹介する。

ドールーム

ドールームというサイトだ。上の写真は女性がホーネットのボディを持っているが、この女性は人形だ。いわゆるリアルドールというやつだ。このドールがプララジを組み立てる様子を載せているのがこのサイトだ。意味がわからない。だが撮影の手間はすごそうだ。しかも内容は参考になる。でもドールの意味はわからない。

ドールーム

ちなみに記事数は1400を超えている。

世の中は広い。恐れ入りました。

当時はできなかった遊び方

子供のためのプレゼントであるタミヤホーネットだが最近はもっぱら私が遊んでいる。

小学生の頃にラジコンで遊びたかった思いを現在に発散させている形だ。

仮に私が小学生の頃にプララジを持っていたとしても絶対に出来なかったであろう遊び方を行っている。車載カメラだ。

車載カメラとしてスマホを取り付け

車載カメラとして、ラジコンにスマホを取り付けるのだ。

取り付けるスマホはテレビ電話での通話状態にする。

送信機側の映像

上の写真ではタブレットとテレビ電話で通話状態にしている。この状態でタブレットの画面を見ながらプロポを操作するのだ。

上の動画はタブレット画面のものだ。車載視点だとスピード感がありすぎて、ゆっくりとしか動かせないが、とても楽しい遊びだ。

当時いくら金持ちの家の子供でも、このような遊び方は出来なかっただろう。タイムマシンで当時の自分にあって「君がおっさんになったら、ラジコンのバッテリーが1時間持つようになって、カメラをプララジに取り付けて車載映像を楽しんでいるよ」と慰めてやりたい。

トイラジとプララジは全く違うもので、プララジはおっさんが遊んでも楽しいものだ。あなたも子供の頃に変えなかったプララジを購入して楽しいプララジライフを!

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