まずは画像を見てブチ切れて欲しい。
おわかりだろうか。コーヒーミル(プロペラ式)の内側に挽かれたコーヒー豆粉が静電気でへばりついているのが。
コーヒーミルの蓋にも静電気で豆の粉が無数に付着している。
コーヒーミルの中で静電気を帯びた粉は始末が悪い。ドリッパーに移す際もコーヒーミルにかなりの量が残ってしまう。20%くらいは目減りしそうだ。
ここを読んでいるあなたは同じ経験をしたことがあるのだろう。安心してほしい。「コーヒーミル静電気問題」には簡単な解決策がある。
コーヒー豆をミルで挽く前に「水を数滴加える」これだけだ。
水滴を加えるとき、ワタシはいつも蛇口型浄水器の下にコーヒー豆の入ったミル容器を置いて蛇口をトントンと叩く。するとええ感じに数滴の水がミルの中に入る。
この状態で豆を挽いてみよう。
とてもきれいな状態に仕上がった。ワタシはいつもコーヒー豆は極細挽きにしている。細挽きの方が少ない豆で抽出できる気がするからだ。コスト削減である。味も悪くない。
挽きあがった粉をドリッパーに移す。
ミル容器はきれいな状態だ。ほとんど粉が残っていない。
この方法はインターネットで知った。グーグルの検索窓に「コーヒーミル 静電気」と入力して検索するとこの方法に導かれたのだ。
インターネット登場前にこういう知識を手に入れるにはどうしていたのだろうか。コーヒー豆メーカーやコーヒーミルのメーカーに電話して「静電気はどうしたらいいですか?」と聞く人が居たかも知れない。
図書館で調べるという手もあるが、そもそもこんな細かいライフハックが本に載っているかは怪しい。
インターネットのお陰で「すごく小さいことだけど知っているのと知らないとでは大違い」な知識をまた得てしまった。
今日このことを知ったみなさんもこれからはコーヒーミルでイライラしなくて済みますね。おめでとうございます。