マキタのバッテリーで使えるのはブロワーや工具だけではない。
マキタは充電式クリーナー(コードレス掃除機)を36機種もラインナップしている。
充電式クリーナー選びを楽しもう。
ハンディクリーナー便利
写真はいしはら所有のクリーナーだ。2年以上使用している。
コードレスクリーナーは一言で言って「便利」だ。
こまめに掃除
充電式クリーナーは部屋の片隅に置いていても、じゃまにならない。
使うときにコンセントに電源を挿すてまもなくさっと使える。
何かこぼしたときなどこまめに掃除できるのだ。
昨夜リビングでたこ焼きパーティをしたのだが、床に天かすをぶち撒けてしまった。その時も散らばった天かすを吸い取るのに活躍したところだ。
日常のちょっとしたときに充電式クリーナーを使えば、清潔度を維持できる。
武士は食わねど高楊枝だ。金がなくても身の回りはきれいにしたい。
バッテリーが6Ahなら満充電で40分駆動なので、気分が乗ってくればそのまま家中を掃除することも可能だ。
車の掃除
車の掃除は充電式クリーナーの得意分野だ。
普通の掃除機を車で使うのは面倒くさい。取り回しが悪く、電源の問題もある。
車内を掃除する動画を撮影した。
掃除しながら動画を取るのはむちゃくちゃ難しい。
マキタクリーナーの良さが全く伝わらない仕上がりになってしまったが、暇な人は見て欲しい。
YouTuberすごい。
小さな石などは普通に吸ってくれる。ありがたい。
テントやアパート空室の掃除
テントとアパート空室に共通することがある。どちらもコンセントが使えない。
テント
テントで一泊するといつの間にかゴミや砂がテント内に入っている。キャンプをする方ならご存知だろう。
テントの撤収前にゴミや砂をマキタクリーナーで吸い込もう。次のキャンプを気持ちよく迎えられる。
アパート空室
大家さんや管理会社勤務の方だけに伝わる話をする。
排水パイプには封水という仕組みがある。封水のおかげで下水から室内に匂いや虫が入ってこない。
アパートの空室期間が長くなり、封水が切れると下水から虫が室内に上がってくる。
酷いときには虫の死骸が2万体くらい転がっている。そんな部屋に内見客が来ても借りないだろう。
アパートの空室には電気が来ていない。そんなときにマキタクリーナーが活躍する。
内見の前にはマキタクリーナーを持って、虫の死骸を吸いに行こう。
封水切れ対策としてラップをすると有効だ。これも覚えていて損はない。
昔はヤバかった
水曜日の19:00からDr.スランプアラレちゃんをリアルタイムで見ていた世代には、ハンディークリーナーなんてバカバカしくて使えないと思っている人も多い。私もその一人だった。
昔のハンディークリーナーはヤバかった。
とにかく吸い込む力が弱かった。消しゴムのカスすら吸うのに苦労していた。
人間が口で吸う力のほうが確実に強かった。
また、バッテリー駆動だと、運転時間も短かった。2分くらいで吸い込みが弱くなっていた。
バッテリーもすぐにイカれて充電できなくなり、使わなくなった経験を持つ人も多い。
技術は進歩している。特にリチウムイオン電池の登場が大きい。
当然交流100V機には及ばないものの、現在のハンディークリーナーは過去のハンディークリーナーとは隔世の感がある。
クリーナーの種類多すぎ問題
全36種類
いしはら(当ブログ筆者)所有のマキタクリーナーだ。汚れていてすまない。約2年使っている。
種類を調べて驚いた。36種類もあるらしい。普通の家電メーカーより沢山あるんじゃないの?
とてもじゃないが全てを調べられない。良い記事を見つけたので貼っておく。
詳しく解説してあるので読んでみて欲しい。丸投げである。
おすすめは 18V 紙パック バッテリー別売
機種は自由に選んでもらえばいいが、いしはらなりのヒントを出す。
ポイントは、「18V(ボルト)」「紙パック」「バッテリー別売」「安い」これだけだ。するとコチラが最適だ。
いしはら所有と同じ型だ。これからこの機種が優れている理由を述べたい。
コスパ重視の選択
18Vは使い回しが効く
18Vはマキタの主流製品である。18Vはマキタの中でも製品ラインナップが多い。
以前の記事で取り上げたスノーピークのOEM製品も18Vだった。
基本的にV数が同じでないと、バッテリーの使い回しができない。
通販生活のマキタクリーナーはバッテリー内蔵式を販売している。悪い製品では無いが、18Vとの互換性が無いことに注意して欲しい。
バッテリーの電圧が高ければ、吸い込むパワーも上がる。これは素人でもわかる。でかいのを買っておけば間違いない。
18Vの上に、40Vmaxシリーズもラインナップされている。ガチ職人でないいしはらにとってはオーバースペックだ。何より価格が高い。
紙パックが楽
これは完全に個人の好みになるが、紙パック式は取り扱いが楽だ。
紙パックが一杯になって吸い込みが弱くなるまで使える。
節約したければ、紙パックを外して中身を捨てれば良い。かなり貧乏くさいが、貧乏なら仕方ない。
紙パックは純正で一枚50円程度だ。体感では一ヶ月は使える。貧乏臭く中身を捨てればもっと使える。
カプセル式は掃除が必要
カプセル式は本体のカプセルにゴミが溜まる。
取り外せば溜まったゴミを捨てられる。
その際に、フィルターの手入れが必要。たまにはフィルターの水洗いをする必要がある。
カプセルの内側にも静電気でホコリやゴミが付着する。
そこの掃除をするために、もう一台掃除機があればという気持ちになる。
こういう作業が嫌いだ。紙パック代の50円を払ってこの作業をパスしている。
紙パックの使い捨てが嫌いな人も居るだろう。ここらへんは完全に個人の好みだ。
バッテリー付きか、単体か
同じクリーナーでもバッテリー・充電器付きと、本体のみがラインナップされている。
バッテリー・充電器付きの初期投資
上の写真を見て欲しい。
バッテリー込みのメーカー小売希望価格は37,600円+税で41,360円。
一方、本体のみの価格は11,700円+税で12,870円だ。
その差額は税込み28,490円だ。
バッテリーと充電器で本体の2倍以上する。
ひょっとしたらマキタ製品はバッテリーが本体で、クリーナーはソフトなのかもしれない。
バッテリーがファミコン本体で、クリーナーがエキサイトバイクなのだ。
Nintendo SwitchとSplatoon2でも良いのだが、昭和感を出したくなってしまった。悪い癖だ。
互換バッテリーでの初期投資
以前の記事で書いたが、バッテリーの互換品は3,000円程度である。
充電器は単品で手に入る。7,000円程度だ。
合計すると10,000円。10,000円で買えるものに25,900円は出せない。
プロレタリアートはとにかく金が無いのだ。デフレの元凶とか言われても知らんもん。
ただし、これはメーカー小売希望価格ベースの話だ。
少し頭を冷やしてAmazonの実売で計算してみよう。
バッテリー・充電器付きが24,691円だ。メーカー小売希望価格よりかなり安い。
ついてくるバッテリーが3.0Ahなところが少し気に入らないが、純正バッテリーが手に入る。
一方のクリーナー単体だ。コチラもメーカー小売希望価格より安い。
クリーナー単体(8,018円)+互換バッテリー(約3,000円)+充電器(6,830円)=17,848円
その差額、6,843円だ。バッテリー付きもアマゾンだと結構頑張っている。
6,843円を払ってバッテリー付きを買い純正の3.0Ahを手に入れるか、互換品の6.0Ahを手に入れるかが悩みどころだろう。
互換界の高級品
以前紹介した互換界の高級品である、リビルドストア製バッテリーを使いたい方は、単体を買えば良い。
リビルドストア製バッテリーを買っても、まだ純正を買うより約3,000円安く済む。しかも純正は3.0Ahのところ、リビルドストアバッテリーは6.0Ahと容量も大きい。
我々はプロレタリアートだということを忘れてはいけない。1円でも節約するのだ。デフレスパイラルなんて気にするな。
資本家の方は純正をお買い求めになってください。純正を買っていただくことで、マキタが素敵な新製品を出してくれます。いつもお世話になっています。
安さを求める
本体価格も重要だ。
コチラは「18V」「紙パック」「単体販売」の最上位モデルだ。Amazon価格で13,064円である。
一方のコチラは同じ条件の廉価モデルだ。Amazon価格で8,018円である。
価格が重要だといったが高い方を買っても良い。最初に提示した条件「安い」を無視して済まない。仮にいしはら所有のクリーナーが故障して新たに買うなら高い方を買うかもしれない。
稼働時間
カタログスペックでは高いほうが10分長い
- 高い方:50分
- 安い方:40分
ノズル・パイプの差し込み
高い方:ロック式
安い方:差し込むだけ
安い方はアマゾンレビューでパイプが外れるという書き込みがあるが、いしはらは使用していて外れたことはない。
ロックの有無の影響で、高い方と安い方のパイプの互換性が無いことに注意して欲しい。
モーター
高い方:ブラシレスモーター
安い方:普通のモーター
吸い込みの力がブラシレスモーターのほうが強い。高いからだ。わかっている。
楽しいマキタライフを
今回はあまり結論を求めずに書いた。
選ぶ楽しさを感じてもらえたら幸いだ。