三人で月額3,068円
家族3人分のスマホ通信料が月額3,000円程度で収まった。妻と子供2人(中2・小5)の3人分である。通信会社はmineoである。
ひとりあたり月額約1,000円の計算となる。内訳は以下の通り。
税込み料金 | 妻 | 娘(中2) | 娘(小5) | 計 |
基本料 | 990円 | 990円 | 990円 | 2,970円 |
複数回線割引 | -55円 | -55円 | -55円 | -165円 |
mineoでんわ | 210円 | |||
電話通話料 | 44円 | |||
ユニバーサル料 | 2円 | 2円 | 2円 | 6円 |
電話リレー料 | 1円 | 1円 | 1円 | 3円 |
計 | 1,192円 | 938円 | 938円 | 3,068円 |
通信料は毎月掛かるものだ。家族でスマホを所有しているとその人数分が毎月かかってしまう。
5人家族なら仮に1人当たり100円圧縮できればひと月に500円の圧縮となり、年間だと6,000円の圧縮になる。1円でも安ければ安いほど助かるのが通信料なのだ。
mineo公式ページmineo マイそく データ使い放題月額990円
通信料を3人3,000円に抑えられるのがmineo(マイネオ)のマイそくというプランだ。
音声通話も付属して月額990円だ。しかもデータ通信が無制限である。データ通信の速度は高速では無いが、低速でもない。最大1.5Mbpsとなっている。そんなデータ通信が無制限なのである。
通信速度の最大1.5MbpsというのはYou TubeやTikTokが普通に視聴できる速度だ。これが使い放題となる(混雑回避のための速度制限《3日間で10GB以上利用時》および通信最適化あり)。
容量を使い切って月末まで低速ということにならない。1.5Mbpsという通信速度は子供に持たせるスマホとして必要にして充分といえる。
親としては子供にスマホを持たせたい。子供が出かけた時に連絡手段が無いと心配だからだ。
我が家では固定電話を廃止してしまったため、子供の留守番時にも連絡手段としてのスマホが必要になる。連絡を取れればいいので持たせる端末は通話かLINEが出来るだけでいい。
子供もスマホを持ちたがる。我が家の子供達もスマホが大好きだ。ただし大好きなのはスマホそのものではなく、TikTokとInstagramとRobloxが大好きなのである。親からの連絡はどうでもいいのだ。
それなので子供に連絡用として通信速度の遅いスマホを持たせようとすると軋轢が生じる。
子供は通信速度の遅いスマホは持って出ない。TikTokとInstagramとRobloxが出来ないスマホは子供にとって重りでしかない。
低速なスマホを与えても、家にいる時はWi-Fiに繋いでWi-FiでTikTokとInstagramとRobloxをやるが、出かけるときには家に置きっぱなしにしてしまう。
スマホに1.5Mbpsの通信速度があれば、外出先でもTikTokとInstagramとRobloxを楽しめる。それならば子供は外出時にスマホを持ち出すようになる。スマホの使い過ぎ云々は置いておくとして、mineoのマイそくは子供用として最適のプランだ。
デメリット 昼12時から13時 データ通信不可
1.5Mbpsで使い放題なのだが注意点が有る。月曜日から金曜日の昼の12時から13時はデータ通信の速度が32kbpsとなってしまう。これは月曜日から金曜日の祝日でも関係なく速度低下する。
32kbpsという通信速度は、ほぼ何もできないと思った方がいい。SMS(ショートメッセージ)は使えるが、LINEを使おうとすると、アプリの立ち上げやテキストメッセージのやり取りにももたつくレベルだ。LINE通話はデータ通信を使用するため不可能だ。
電話番号への音声通話はデータ通信を使用しないためこの時間帯でも問題なく発信できる。
QR決済も不可能になってしまう点にも注意が必要だ。昼食をコンビニで買おうと思ったら決済できないという事態になりかねない。
しかし子供に持たせるなら昼の12時から13時の速度低下は問題にならない。学校に行っている時間であり、学校はスマホ持ち込み禁止、もしくはスマホ使用禁止だからだ。
また筆者の妻はパートタイムで13時まで仕事をしているが、会社用のスマホを支給されていて、仕事中は個人のスマホは触らないため、こちらも速度低下は問題になっていない。
mineo公式ページ昼の速度低下なしのプランも存在する
平日昼の速度低下は夏休み中ももちろん発生する。筆者宅の子供は夏休みも平日に親が仕事に行っている間は自宅にこもっている。自宅にはWi-Fiがあるので夏休み中も昼の速度低下は問題になっていない。
しかし夏休み中の昼の速度低下は困るという人もいる。夏休みは子供を実家に預ける、実家にはWi-Fiが無い、しかし昼12時から13時もスマホを使えるようにしてやりたいという方が居るかもしれない。
解決策がある。昼に速度低下せずに1.5Mbpsで使い放題になる方法がある。契約プランの変更だ。mineoのプラン「マイピタ」の1GBプラン(1,298円)に変更して、これに「パケット放題Plus」(385円)を組み合わせるという方法だ。
1,298円+385円=1,683円で昼の12時から13時の速度低下がなくなる。毎月25日までにコース変更の申込みをすれば翌月から適用となるので、夏休み期間中に適用させるなら、6月25日までに「マイピタ」に変更手続きをすれば7月1日から適用となり、8月25日までに再び変更手続きをすれば9月1日から「マイそく」に戻る。
複数回線割引あり
mineoは同一名義で複数回線を契約すれば各回線から自動的に55円が割引になる。更に申請をすれば、家族割引として、3回線目以降は165円が割引される。マイそく(990円)3回線で家族割引が適用されれば、割引額が55円+55円+165円=275円割引となり、3回線を2,695円で使用できる計算となる。一回線の料金で計算すると898円になる。
筆者は家族割引の申請を忘れていてさっき申請した。もしも家族割引が適用されていれば上記の月額料金3,068円がさらに110円割引されて2,958円になっていたはずだ。
通話料
データ通信は基本的に無制限だが、音声通話には通話料金が掛かる。通常の電話アプリで発信すると30秒22円だ。
mineo電話というアプリを使用すれば30秒10円となる。
電話はLINE通話を利用すれば無料となるが月曜日から金曜日の昼12時から13時の間は速度低下のためLINE通話ができなくなる。その時間帯に通話する必要がある時はmineoでんわアプリで発信すれば良い。電話やmineoでんわは速度低下の影響を受けない。
mineo公式ページドコモから乗り換えた
ドコモには15歳以下の利用者用の割安なプランが有る。「U15 はじめてスマホプラン」というものだ。これが結構安い。
dカードお支払割を加えると税込み月額1,628円となる。しかも12ヶ月間dポイントを毎月500ポイントもらえる。さらに5分以内の国内通話が何度でも無料となる。ポイントを差し引くと1,128円でドコモの高品質なデータ通信と5分以内の無料通話が利用できるのは安い。
但しデータ高速通信の上限が月間5GBとなっている。5GB超過後は128kbpsに速度制限がかかる。128kbpsでは子供の大好きなRobloxやTikTokは使用不可能になる。
ワタシは一年間このプランで子供にスマホを持たせていた。持たせて分かったことなのだが、子供は5GBの通信容量を数日で使い果たしてしまう。通信容量を使い果たした後のスマホは子供にとっては文鎮同然だ。月が替わって通信容量がリセットされるまで持ち出さなくなってしまう。
U15はじめてスマホプランは15歳以下から使用していれば、18歳まで利用できる。しかしデータ通信の上限が月間5GBなのと、1年経過後はポイント付与が無くなり月額1,628円となってしまうというのはmineoと比較すると少し高く感じる。
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